
性感染症とは性的接触によって感染する疾患の総称です。
アルファベットの【Sexually-Transmitted-Disease】を略して【STD】とも呼びます。
細菌、ウイルス、原虫、など原因については多種多様です。
当院では、おりもの、かゆみ、性感染症などの診断・治療を行います。
具体的には、カンジダ、クラミジア、淋菌、性器(口唇)ヘルペス、尖圭コンジローマ、トリコモナス、HIV、梅毒、膣炎などの検査、治療を行います。
おりものの増加、かゆみがある、においが気になる、外陰部に痛みがあるなどの症状のある方はご相談下さい。
特にヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸がんとの関係が深く、近年注目されています。
現在、子宮頸がんワクチンの在庫が少なくなっており、初回の方は接種をお待ちいただいています。
疾患 | 検査 |
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淋菌感染症 | 膣分泌物検査 |
性器クラミジア感染 | 膣分泌物検査 |
非淋菌性非クラミジア性感染症 | 膣分泌物検査 |
性器ヘルペス | 視診 |
尖圭コンジローマ | 視診 |
膣トリコモナス感染症 | 膣分泌物検査 |
性器カンジダ症 | 分泌物検査 |
HIV感染症 | 血液検査 |
梅毒 | 血液検査、視診 |
B型肝炎、C型肝炎 | 血液検査 |
梅毒の血液検査は感染後1ヶ月経過していないと時期としては十分ではありません。
HIVの血液検査は感染後3ヶ月経過していないと正確な結果がでません。
1ヶ月くらいから陽性に出る人もいますが検査に反応する抗体ができるまでに通常3ヶ月位かかります。